ウィーンでは毎年復活祭の時期に、Jesus Christ Superstarのコンサート版が上演されています。2009年は4月9、10、11日にMuseumsquartierで行われます。出演はSandra Pires、Roman Gregory、André Bauer、Serkan Kaya、Vincent Bueno、Rounder Girls。
Sandra Piresは東ティモール出身、13歳までポルトガルの祖父母の元で育ちました。その後、母国での市民戦争から逃れてオーストラリアに移住した両親に引き取られたそうです。早くも15歳でオーストラリアの歌謡コンテストで優勝し、歌手活動を始めた彼女の人生は、たまたま立ち寄ったウィーンでCD契約と人生の伴侶の両方を得るという大きな転機を迎え、現在ではオーストリアの人気歌手として活躍しているそうです。
Roman Gregoryは、2000年にMáté Kamarásが結成したラップグループOhrrauschのメンバーでした。2008年にはオーストリアのスター誕生番組Starmania(Lukas Permanは第1回のファイナリストです)の審査員を務めています。
過去の公演では、Yngve Gasoy-Romdal(Maria MagdalenaはMaya Hakvoortでした)、Rob Fowler、Rasmus Borkowski、Drew Sarichが主役を演じています。Drewの2005年公演はCDになっています。Rudolfで彼を気に入ったら、是非聴いてみて下さい。
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