6月10日付けのDer Kultur-Channelに”Raimund Theater: “Rudolf 2.0″?”という記事が載っていました。内容は、前日の公演からRudolfの各場面に様々な変更が加えられ始めたというもの。秋からの再演が決まっているとはいえ、シーズン途中に突然の改訂とは何故?と思っていたところ、MusicalclubからRudolfのDVD化決定を知らせるニュースレターが届きました。ここ数日は監督のDavid Leveauxがウィーン入りして、収録に向けての作業を行っているとのことです。
収録は6月19日、20日の両日に行われます。Musicalclubのメンバーは、この両公演のチケットをなんと10ユーロで購入できるそうです!
Der Kultur-Channelの記事はその後アップデートされ、各場面の変更情報が掲載されています。序曲が”Wie jeder andre Mann”(名もなき男)から”Du bist meine Welt”(愛してる それだけ)に変わったというのは驚愕!! ラブストーリー色を前面に打ち出そうということなのでしょうか? ”Ein hübscher Krieg”(美しき戦争)は短縮され、舞踏会のシーンは変更になり、Rudolf、Edward、Wilhelmの会話と”Ewiges Warten muss fristierend sein”(若くして皇帝になったWilhelmに対し、Victoria女王の息子である英皇太子のEdwardと父皇帝が健在なRudolfには、いつまでも出番は回ってこないと冗談を言う場面)はカットになったそうです。現時点で他にも変更点は幾つかあり、これからもまだまだ変わる可能性はあるようです。
Rudolfは不人気との評判が定着してしまった感があったので、全曲録音盤が出る可能性があったとしても、まさかDVD化するとまでは考えてもいませんでした。個人的にはDrewのRudolfが映像で残るのが嬉しいです!
そうですか~ 面白い情報、ありがとうございます。
秋に見に行けたらいいなと思っているので、気に入ったら買おうかな、と。
それにしても Rudolf はサービスいいですねぇ。カラオケCDにDVDに…
個人的には Rebecca のこそ作ってもらいたかったんですが!
個人的にはRudolfとMaryの関係が歴史的事実と異なる方向に美化されていることが、どうしても気になってしまいますが、その点には目をつぶって豪華キャストを楽しむ作品だと割り切れば、意外と悪くないです。
Kunze-Levay作品は基本的に映像化しない方針らしいので、RebeccaのDVD化はないでしょうね。ElisabethがDVD化されたのは、奇跡中の奇跡です!