さる6月8日、Tanz der Vampireウィーン再演についてVereinigte Bühnen Wien (VBW) による記者会見が行われました。Der Kultur-Channelに、会見の模様やキャストと制作チームの写真が掲載されています。Alfred役のLukas PermanとSarah役のMarjan Shakiのツーショット画像もあります。
Viennaonlineの記者会見映像では、歌も披露されています。
キャストは以下の通り。Thomas Borchertが久々にウィーンのロングラン公演に登場します。Professor Abronsius役のGernot Krannerは、ウィーン初演時にもこの役を演じています。
Graf Krolock: Thomas Borchert
Sarah: Marjan Shaki
Alfred: Lukas Perman
Professor Abronsius: Gernot Kranner
Chagal: James Sbano
Magda: Anna Thorén
Rebecca: Katharina Dorian
Herbert: Marc Liebisch
Koukol: Thomas Weissengruber
今回の再演は2009年版ということで、制作チームが一部入れ替わるようです。2009年版の監督Cornelius Baltusは、2000年のStuttgart(シュトゥットガルト)版の立ち上げ時にAssociate Directorを務めており、2003年にはHamburg(ハンブルク)版の指揮を執っています。また2005年のWarschau(ワルシャワ)版、2007年のBudapest(ブダペスト)版でも監督を務めています。2009年ウィーン版に続いて10月から予定されているAntwerpen(アントワープ)での上演でも、監督の任に当たるとのことです。
舞台美術と衣裳は、ハンガリー出身で舞台美術家、衣裳デザイナー、画家、音楽家と多彩な顔を持つKentaurが担当します。2002年にはWest EndでRENTを手がけ、また2003年のPhantom der Oper(オペラ座の怪人)と2005年のThe Beautiful GameのBudapest版では、独自のセットデザインを許可された世界初のデザイナーとなっています。2006年にはハンガリー版Tanz der Vampireのセットにも携わっています。
Vereinigte Bühnen Wien (VBW) の公式サイトはこちら。9月17日より水曜日を除く毎日の上演です。
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