Theater Bremenの総監督、Hans-Joachim Frey氏が、任期途中で辞職することになったと、taz.deが伝えています。
演劇、ダンス、オペラ、子供向け演劇の4部門が出した400万ユーロの赤字のうち250万ユーロは、観客動員数を12万人と見込んでいたものの、実際には9万人に留まったMarie Antoinetteによるものでした。Frey氏自身はMAの興行的失敗は、世界的な景気後退に大きく影響を受けたと述べていますが、Bremen市側では、追加費用が小出しに要求されたことや、6月初頭に行われたミュージカルの決算発表の記者会見直前に、その時点で判明していた120万ユーロの赤字を発表することを監督側が拒否したことなどに、怒りを募らせていたようです。市側は、リスクマネージメントや経営管理がなされていなかったとも指摘しています。
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