Tanz der Vampireウィーン再演版の公式ブログが開設されています。
Ronacher劇場では、9月16日の初日に向けて宿屋のセットや回り舞台の仕込みが行われています。ハンガリー出身の舞台美術・衣裳デザイナーのKentaurが担当するこの再演版のセットは、初演版から変更されているという話ですが、宿屋はオリジナルと同じく2階建て。上下階で同時進行する人間模様が見所の一つです。東宝版の平屋バージョンではセットが横に広がっていたため、視線を左右に動かさないと全体像が見えず、かなりがっかりしたものです。
もう一つ、是非オリジナル版を踏襲して貰いたいのは、セリから現れる螺旋階段。2005年から2008年にかけて大改装を行ったRonacherが持つ最新の舞台機構に、大いに期待しています。
ブログ内には、主要場面の動画へのリンクもあります。一部音声のみウィーン版CDを使っていると思われる映像もありますが、ドイツのテレビ番組用に撮影された映像が中心で、残念ながら初演版の舞台映像は紹介されていません。Vereinigte Bühnen Wien(VBW)の何処かに眠っていると思われる記録映像を、放出してくれればいいのですが。
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