スイス・St. Gallen(ザンクト・ガレン)のTheater St. Gallenで上演中のDer Graf von Monte Christoのドイツ語版CDを、劇場で入手しました。価格は25 CHF(2009年10月両替時点 1 CHF=93円)。英語版のプレキャストCDと同じ内容で全13曲収録です。英語版にはなかった歌詞カードが付属しています。
Der Graf von Monte Christo
1. Prolog (Prologue to the count of Monte Cristo)
2. Ein Leben lang (When love is true)
3. Geschichte (A story told)
4. Niemals allein (I will be there)
5. Jeder Tag ein kleiner Tod (Every day a little death)
6. Wie mich die Welt umarmt (When the world was mine)
7. Könige (When we are kings)
8. Hölle auf Erden (Hell to your doorstep)
9. Ah, Frauen (Ah, women)
10. Diese Augen / Der Mann ist tot (I know those eyes/This man is dead)
11. Schöner Schein (Pretty lies)
12. All die Zeit (All this time)
13. Der Mann, der ich einst war (The man I used to be)
キャストは実際の舞台に出演している面々です。
Edmond Dantès / Der Graf von Monte Christo: Thomas Borchert
Mercédès: Sophie Berner
Fernand Mondego: Carsten Lepper
Gérard von Villefort: Christoph Goetten
Baron Danglars: Karim Khawatmi
Abbé Faria: Dean Welterlen
Jacopo: Kurt Schrepfer
Albert Mondego: Daniel Berini
Valentine von Villefort: Barbara Obermeier
Luisa Vampa: Ava Brennan
Morrel: André Bauer
Ensemble: Suzanne Carey / Caroline Frank / Ina Nadine Wagler / Simon Eichenberger / Mathias Förster / Jochen Schmidtke / Patrick Adrian Stamme
実際の舞台ではEdmondとMercédèsの婚約場面や、Edmondを海中から救った女海賊Luisa Vampaとその手下達の歌など、アンサンブルの歌がもっとありました。またEdmondが判事Villefortに監獄送りにされる下りや、Abbé Faria神父との出会い等の台詞で進む場面や、宿敵Fernand Mondegoとの決闘場面等のアクションシーンも多かったので、主要な歌だけで構成されているCDでは、ストーリーの流れが所々大きく飛躍してしまっているのが残念です。Der Graf von Monte Christoが復讐を誓う8曲目の”Hölle auf Erden”が、1幕最後のナンバーです。
なおCDに収録されていない曲の一部が、2009年10月7日付けの記事でご紹介したダイジェスト映像に使われています。この映像、主要な場面を押さえているので、実際の舞台の雰囲気がかなり伝わってきます。
次回はプログラムの曲順と併せて、もう少し詳しく内容をご紹介します。
はじめまして。
ドイツ語のミュージカルについて検索していたところ、こちらにたどりつきました。
私はスイスのSt.Gallen在住でして来週Der Graf von Monte Christoを見に行きます。
そしてうれしいことに来年は車ですぐのBregenz(オーストリア)にElisabethが!いまから楽しみでしかたありません。
mollieさん、初めまして!
St. Gallenにお住まいの方からコメントを頂けるとは嬉しいです。St. Gallenは素敵な街ですね。今シーズンは工事中の場所が多かったですが、次の機会には綺麗になった街を訪ねてみたいです。
Der Graf von Monte Christoの見所は、何と言ってもThomas Borchertの格好良さ! 大いに堪能して下さいね。これからアップする予定の内容は、ネタバレありなのでご注意下さい!
Elisabethといえば、Textilmuseumで2009年12月31日まで開催中のスポーツウェア展で、Elisabethの乗馬服が展示されていました。ご覧になりましたか?
お返事ありがとうございます。
Textilmuseumの図書館にはよく行くのですが展示のほうはあまり行かなくなってしまっています。6年も住んでいると近すぎるだけに行かなくなることもあったり・・・。
来週、のぞいてこようと思います。
Der Graf von Monte Christo、spaさんのレポを読んで2倍楽しもう!とじっくり拝読させていただきました。
く~もうめちゃくちゃ楽しみになってきました~。
St. Gallen在住6年とは凄いですね! 次回訪問の際は、是非お薦めスポットを教えて下さい。
Textilmuseumの図書館は、丁度お昼時だったので、残念ながら閉まってました。展示には、ビールマンスピンで有名なフィギュアスケートのDenise Biellmann選手のコスチュームもありました。そう言えばスイス出身の選手だったなあと思い出しました。
レポート、思いの外時間がかかってしまっているので、mollieさんの観劇には間に合わないかも(^_^;)。うろ覚えで怪しいところもあるので、間違いや抜けているところがあれば、是非ご指摘下さい。盛り沢山な内容なので、あっという間に時間が過ぎると思います。楽しい夜をお過ごし下さいませ!