2010年1月24日のRudolf千秋楽まであと2週間。2009年秋冬シーズンは観客数が伸びず、月・火を除く週5回公演に減っていましたが、2010年1月は火曜日の公演が復活しています。去年9月半ば頃に見たときは、1月も月・火が休演になっていました。一時はなりふり構わないチケット割引作戦が展開されていましたが、DVDのヒットで劇場に足を運ぶ人が増えたのでしょうか?
Raimund Theaterでは2010年3月17日から”Ich war noch niemals in New York”の上演が決まっているので、Rudolfの延長はないと思われますが、Vereinigte Bühnen Wien(VBW、ウィーン劇場協会)としては思わぬ誤算だったことでしょう。
こんにちは。最後だしと思って昨日、おとといと見てきました。昨日は Taaffe の Neugebauer 氏が弱かったけど、それ以外はファースト揃いでいい出来でしたよ。
例の TdVを見た人には半額サービスが千秋楽まで続いてたり、なりふり構わぬ集客というのはあるんでしょう。周りの観客のおしゃべりや反応を見ていると、「初めて見た」 感じで台詞部分に受けてる人もけっこういました。
劇場回りのステージ写真には、「ベストセラーDVD」 「2009年ベストミュージカル」 だったかと書いた黄色いシールがどかんと張ってありましたし、多少はその注目もあるのかも…?
yukitsuriさん、ウィーンからのコメントありがとうございます。
Taaffeはサードキャストだったのですね。ある意味貴重な体験でしたね! 私は初回Martin PaschingのTaaffeを見て、「Uweのコピーっぽさが目に付くけれど、上手いな~」と思っておりました。しかし2回目に見たUweのTaaffeは、オーラの放出量が全然違っており、目から鱗がボロボロ落ちました(Martin、ごめんなさい~~)。思えばMOZART!でもColloredoは初回セカンド、2回目でUweに当たり、やっぱりオーラにやられました。UweのTaaffe、もう生で見られないのは残念ですが、彼の演技をDVDに残してくれたVBWには大感謝です。
DVDがゴールドディスク賞を取ったり、musicals誌でベストミュージカルに選ばれたりと、いいニュースは出ましたが、全てタイミングが遅かったですね。Rudolfは主人公同様、ミュージカルも悲劇的な運命を辿ってしまった気がします。せめて楽までの間は、毎日劇場一杯の観客達が、キャストをもり立ててくれることを願っています。
初めまして。サクと申します。Drew Sarich氏のファンでして、Drewが出ているから買っとこ程度にRudolfのDVDを見始めたところ虜になり(笑)、本気で仕事を辞めて千秋楽に行こうかと考えてしまう今日この頃です。私のように松ぼっくりに火みたいな人、多いんですね。
ブログを目を皿のように拝見して(笑)、すごーく勉強になりました!!ありがとうございます。
Rudolf、再演があるといいですが、何年か待たないといけないのでしょうか。去年のうちになぜウィーンに行っておかなかったのか・・・と自責の念にかられながら、楽しくブログ拝見しています。
spaさん、お答え、ありがとうございました。
Martin Taaffe、10月に見たときは Uweさんのとかなり
違ってて、また別のうまさがあるな~ と思ったので、
今回は泣きものでした。しょせん、2teの中ではいい、
という位置づけの人なんでしょうかね、Martinさん。
それにしても、やっぱり Uweさんのオーラは格別ですね。
登場時から目が釘付けですし。トートも楽しみです。
Rudolf, 不運なミュージカルだったかもしれないですが、
なかなか好きになった作品でした。
サクさん、初めまして。書き込みありがとうございました。
Drew、いいですよね!! RudolfではひたすらDrewを目で追ってました。スケートの場面冒頭では、舞台の端で靴を履き替えるDrewを見ていたので、雪だるまが滑っていることにしばらく気がつきませんでした(^O^)。
Drewファンになられたきっかけは、どの作品ですか? 彼のことは"Der Glöckner von Notre Dame"(ノートルダムの鐘つき男)から知っていましたが、最初にライブで見たのは、ウィーンのHairでした。Barbarellaも見ましたが、彼が活動の場を米国に移してからは、しばらく遠ざかっていて、ロンドンレミゼに出てたことも、Rudolfの記者会見時に初めて知ったくらいでした(^_^;)。私も再燃組です(^O^)。
ウィーンでは基本的に再演は殆どないので(ElisabethとTanz der Vampireは大変稀な例外)、Rudolfの再演は残念ながらまずないと思います。でもその代わり、DVDで毎日会えますよ!
Drewはネットでの情報発信にあまり熱心でなく、公式サイトの更新も止まっているため、最新情報が手に入りにくいのが残念です。ただ奥様のAnn Mandrellaがウィーンで出演するので、次の舞台は英語圏ではなく、オーストリアかドイツかなと想像しています。
yukitsuriさん、
ちょっと補足すると、Martinも少々Uweっぽさが気になったとはいえ、一瞬「UweのTaaffeが運悪く見られなくてもいいかも」と思いかけたくらい、素晴らしいTaaffeでした。Martinは次々と色々な作品に出演する、今やドイツ語圏ミュージカル界には欠かせない存在です。Tod、Lucheni、Rudolf、Franz Josephを演じられる役者さんは、そうはいないでしょう。yukitsuriさんががっかりしたサードの人とは、かなり実力差があると思いますよ。Elisabethの来日公演で、彼のTodを見たミュージカル初心者の友人は、CDで聴いたMátéよりMartinの方が好みだと言ってました。
ではFrankfurtのElisabethとUweのTod、楽しんできて下さいませ!
spaさん さっそくご返信いただき、ものすごく嬉しいです!!サクです。
ウィーンでは基本再演ないんですか・・・。ショックですが、たくさん貴重な情報をお教えいただけて、びっくりで嬉しくて!!本当にありがとうございます。ノートルダム・・・CDもう買えないようで・・・、Barbarella、どんな舞台なのか観たかったです(涙)。手元のウィーンJCSとHairのCDをヘビロテの日々です。
私がファンになったきっかけは、恥ずかしながらyoutubeで偶然にDrewのWie wird man seinen Schatten losの熱唱を見かけて、度肝を抜かれたことです。この長髪の人は何者なのだろうというところからスタートしました(笑)。
情報を積極的に出される方ではないのですね。正直、日本語ではあまり詳しく分からず、調べても、アメリカの方のようなのにウィーン?ドイツ?と謎が増えていき、レミゼやRudolfに出ると知る頃に、国際的なミュージカルスターなのだと納得しました。こんなふざけたファンですみません。
靴を履き替えるDrew、見たかったです。いいなぁ。DVDにはないshotですね。
奥様ウィーンで出演されるのですね!希望ありですかね。こうなったら今年中にウィーンに行きたいので、ぜひ近隣国で出演していただきたいです。。
DVDで毎日会えると考えると、Rudolf観に行きたい衝動が収まりそうです(笑)。お優しいお言葉、本当にありがとうございました。
そうですね、地味だけど仰る通りの実力派だと思います。私も
来日トートでは実はマテより好きで、それ以来のファンです♪
まあそれこそ Uweさんっぽさがあったせいでしたが(^_^;)
だから今回、再見を熱望していたのですが… 涙。せめてalternierend になってくれたらな、と思うこのごろですが
これもけっこう名前のあるスターじゃないと?
VWB、基本的に再演ないところなんですか! 残念。
Rommeo & Julia をぜひやってほしいんですけど~
サクさん、お役に立てたようで何よりです。
Drewを知ったきっかけ、随分とマニアックですね(^O^)。野外イベントの映像ですよね? そうであれば、ウィーンを流れるドナウ川の中州で毎年夏に開かれるDonauinselfestというイベント出演時のものだと思います。あの"Wie wird man seinen Schatten los"は鳥肌ものですよね! DrewのWolfgangが見てみたいと切実に思いましたが、残念ながら彼の"MOZART!"への出演はありませんでした。Wolfgang役者は世代交代してしまった感があるので、幻のまま終わりそうなのが残念でなりません。
"Der Glöckner von Notre Dame"は舞台は見ていないのですが、ドイツの音楽番組でDrewがQuasimodoの扮装で熱唱している姿を見たことがあります。YouTubeに載っているかもしれませんよ! 個人的には是非再演してもらいたい作品なのですが、何故かStage Holdingの上演プランには登場しないんですよね。
"Barbarella"はフランスのSFコミックが原作で、ジェーン・フォンダ主演で映画化もされています。かつてウィーンのRaimund Theaterで上演されたのですが、観客動員数ワースト1を記録し、1年保たずにクローズしてしまいました。お色気アクションギャグは、ウィーンの(特に年配の)観客には受けなかったのかもしれませんが、個人的にはアホっぽさが結構面白かったです。音楽はDave Stewartが担当しており、CD発売計画もあったのですが、結局頓挫してしまいました。
DrewはHairやBarbarellaに出演していた当時、ウィーン郊外のAmstettenで夏の演劇祭に出演したことがありました。夏は各地で短期公演が行われていて、普段ロングラン・ミュージカルに出演している役者さん達に、思いがけず出会えることがあります。あとDrewは"International Victim"というバンドでも活動していて、"I.V."というアルバムをリリースしています。是非彼の舞台を体験して下さい。惚れ直すこと、請け合いですよ(^O^)!
yukitsuriさん、私も実はMartinのTodの方が、Mátéよりも好みです。Mátéの方が華やかですが、彼のTodはちょっとアレンジし過ぎかなと思うことがありまして。
Alternierendはスターだからなるというわけでもないようです。"MOZART!"初演時にWolfgangのAlternierendだったRob Pelzerは、新人で大抜擢でした。それとサードキャストの人がTaaffeをやったのは、千秋楽が近づいているので、一度大きな役で晴れ舞台を踏ませてあげようという周囲の配慮だったかもしれません。Martinの次の舞台は、Bonnで3月20日から6月6日まで上演される"What a Feeling II"だそうです。大小様々な劇場に出演できる今のポジションを、本人は楽しんでいるのかもしれませんね。
VWBが近年再演をしたのは、"Elisabeth"と"Tanz der Vampire"だけです。どちらもVBWのオリジナル作品で、初演時から熱狂的なファンがついて社会現象になったことが共通しています。Broadway、West Endに次ぐ第3のミュージカル都市を目指すウィーンとしては、再演よりも新作を世に送り出す方に力を入れているのでしょう。とはいえ、次回作の"Ich war noch niemals in New York"は輸入物なわけですが。"Romeo & Julia"の再演は個人的にはなさそうな気がします。仮にあったとしても、LukasとMarjanのコンビからは世代交代するでしょうね。
spaさん
サクです。たくさんの貴重な情報をお教えいただき、本当に感激です。コメントされる皆さまもお詳しくて、初心者には大変勉強になります。本物のDrewの舞台を観たい気持ちがますます深まりました。
Donauinselfestとは何なのだろう?と思っていたのでスッキリしました。夏にウィーンに行くと幸運に出あえるかもですね!!またyoutubeで探してみます、カジモド。
毎日Rudolf上映会状態なのですが、スケートリンクのシーンで画面の端にDrew達がスケート靴を履いてる様子が写っているのですね!これか!!と思いましたが、見切れているのが残念です。でも、教えていただけなければ気付かなかったです。ありがとうございました。DVDで見るたびに、アンサンブルの方々のすごさ等圧倒されるばかりです。
これからもブログ楽しく拝見しています♪ではでは。
spaさん、すみません。ひとつ質問していいですか?
上に書かれている Martin の次のお仕事 "What a Feeling II" なんですが、どこで情報が見られるか教えていただけませんか? 本人のHPや Musicalzentrale や Google 検索とかでは見つけられなくて…
全くの想像なのですが、5月末から6月頭にあの辺だったら Thomasの記念コンサートと組み合わせ可能かも~なんて楽しく紙上旅行してみたりしてます(^_^;A
yukitsuriさん、
Martin Paschingの次の舞台"What a Feeling II"ですが、本人のサイト(http://www.martinpasching.com/)のNewsにOlli役で出演すると出ています。上演劇場はBonnのContra Kreis Theater(http://www.contra-kreis-theater.de/)だそうです。
色んな情報が入ると、頭の中でつい日程を組み立てたくなりますね!
ありがとうございました。下のほうに小さい Jetzt と News というのがあったのですね。上の3行ばかり一生懸命見てました(Termine にも書いてほしい)
劇場の方も行ってみましたが… u.a.扱いですか~(^_^;?