2010年はWien(ウィーン)でミュージカルが始まって20周年。この記念の年に、1987年以来、短期間の中断を除いて長らくVereinigte Bühnen Wien(VBW、ウィーン劇場協会)の音楽監督として、Raimund Theater、Ronacher及びTheater an der Wienでのミュージカル上演でオーケストラを率いてきたCaspar Richter氏が、2010年9月1日をもって後任のKoen Schoots氏に後を譲ります。そのRichter氏のさよならコンサート”Musical Forever 2″が、2010年6月27日にRonacherで開かれます。
Les Miserables、Phantom der Oper、Freudiana、Elisabeth、Beauty and the Beast、MOZART!、Jekyll & Hyde、Romeo & Julia、Jesus Christ Superstar、Rebecca、The Producers、Rudolf、Tanz der Vampire等の過去のVBWミュージカルの他、Richter氏からのお楽しみを含んだ内容となるようです。
なおRichter氏は2010年9月1日から、チェコのBrno(ブルノ)国立歌劇場の総音楽監督と主席指揮者を務めます。ブルノ国立歌劇場の引っ越し公演は日本でも多数行われているので、ひょっとするとまた来日されるかもしれませんね。
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