Sabrina WeckerlinやEthan Freemanが出演した”Bonifatius”や”Elisabeth – Legende einer Heiligen”といったご当地聖人ミュージカルを送り出しているSpotlight Musicalproduktionの新作ミュージカル”Die Päpstin”(女教皇)が、2011年6月3日から8月14日の日程で、ドイツ・Fulda(フルダ)のSchlosstheater Fuldaにて世界初演されます。
“Die Päpstin”の原作”Pope Joan”は、1996年に米国の作家Donna W. Crossが発表した歴史小説です(邦訳『女教皇ヨハンナ』)。musicalszene.deによると、2009年に映画化され、200万人を動員しています。
舞台は中世欧州、村の牧師の娘に生まれたJohannaは、子供の頃から非常に優れた知性を持ち、父親が禁止したにもかかわらず、密かに読み書きを勉強します。修道院付属学校に入ろうとして周囲の猛反対に遭ったり、ノルマン人の攻撃を受けてただ一人生き残ったりと過酷な運命に翻弄されるJohannaは、遂に髪を切り、Johannes Anglicusという男性として、Fuldaの修道院に僧として入ります。そこから彼女のローマへの道は始まり、ついには教皇の死の際、ローマ市民から後継者として選ばれるという筋書きだそうです。
舞台となったFuldaの街で世界初演を迎えるこのミュージカル、前売り開始は2010年9月の予定です。
Schlosstheater Fulda
Schloßstraße 5
36037 Fulda, Deutschland
0661 10214800661-1
http://www.schlosstheater-fulda.de/
毎日ほぼ2回公演です。
頑張ってます。
ぜひ、見に来てください。
コメントありがとうございました。ひょっとして大鴉や修道女役で出演されている方でしょうか?
"Die Päpstin"、2011年6月16日20時公演を観ました。とてもいい舞台でした! ドイツのミュージカル仲間が、今ドイツで上演されている中で最もいい作品だと絶賛していました。Mainz在住の方は、既に3回行かれたそうです。追加公演もどんどん決まってますね。この分だと来年以降の再演もあるのではと早々に思っているところです。
先は長いですが、体調に気をつけて頑張って下さい!