ドイツ語版”Das Phantom der Oper”(オペラ座の怪人)の初代ファントム役を務めたオペラ歌手Peter Hofmannが、2010年11月30日未明に肺炎のため66歳で死去したと、musicalzentrale、musicalszene.deやbr-online等の各メディアが伝えています。
ミュージカルファンにとっては、1990年から1991年にかけてドイツ・Hamburg(ハンブルク)のNeue Floraで、Anna Maria Kaufmannと共に舞台に立っていたことで知られていたPeter Hofmannですが、オペラ歌手としても1976年にWagner(ワーグナー)の”Ring”(ニーベルングの指輪)のSiegmund役としてBayreuth(バイロイト)に出演し、32歳の時には史上最年少のParsifalとして祝祭劇場に迎え入れられました。またNYのMetropolitan Opera(メトロポリタン歌劇場)にも出演する等、輝かしい経歴の持ち主でしたが、パーキンソン病のため、2000年に歌手活動を終了していました。晩年は会話も難しく、車椅子生活だったそうです。2003年に産まれた幼い娘と3番目の妻、そして最初の結婚でもうけた二人の息子が後に残されました。
Bernd Neumann連邦文化大臣は訃報に接して、「Peter Hofmannほど真面目な音楽とエンターテインメント音楽との間に架け橋を築き、何百万人もの観衆の心に響く歌を届けた歌手はいませんでした。ロック歌手としての『オペラ座の怪人』における功績もさることながら、とりわけ天分に恵まれたWagner(ワーグナー)歌手として忘れがたい存在であり続けるでしょう」と彼の死を悼みました。
Spaさん、こんばんは。
記事を拝見して、Hofmann氏がオペラとミュージカルの両方で大役をつとめられていた方だと初めて知りました。
「オペラ座の怪人」も大好きな作品ですが、"Ring"は初めてきちんときいたオペラで、自分のクラシック好きの原点はこの作品なので、両方を直に聴きたかったです。
りでさん、今晩は。
私は残念ながらHamburgでファントムを見る機会はなかったのですが、Hamburg在住の文通相手からの手紙の消印が、ファントムのマスクをかたどっていたことを覚えています。「オペラ座の怪人」のミュージカルが存在することは知っていたものの、よもや自分がミュージカルファンになるとは全く想像していなかった、遠い昔の話です。
話変わって、最近Bloggerがコメントのスパム自動検出を始めたのですが、通常のコメントを勝手にスパムにしてしまい、管理者がスパム解除しないとブログ上に表示されない状態です。見つけ次第スパム解除しているのですが、ホワイトリストを作成する機能がないので、同じエラーが繰り返されています。そういうわけで、りでさんのコメント表示が遅くなって申し訳ありませんでした。
Spaさん こんにちは。
なるほど~そうだったのですね。翌日、別のPCでブログを拝見したら載っていなくて「あれ?寝ぼけた?」と思っていた呑気者です(苦笑)慌ててリトライしなくてよかった~!
最初に"Ring"を聴いたときは「バイロイトに行きたい!」と思ったのですが、まさか自分がミュージカルに嵌るとは思っていませんでした。でも、ドイツ語ミュージカルと出会えて幸せですvv
りでさん、Bloggerの問題とはいえ、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。今回のコメントもまたもやスパムになってしまっていました。RSSフィードの「最新のコメント」には表示されているのですが・・・。早くどうにか直ることを願っております。
これにめげず、また楽しいコメントお寄せ下さい! お待ちしております(^O^)。