注:この記事の本来の公開日は2011年6月12日です。
2005年にスイス・St. Gallen(ザンクト・ガレン)、2007年にオーストリア・Graz(グラーツ)で上演されたFrank Wildhornの”Dracula”が、2011年11月にドイツ初演を迎えることになりました。musicalszene.deによると、Saarland(ザールラント州、ドイツ)、Luxemburg(ルクセンブルク)及びRheinland-Pfalz(ラインラント・プファルツ州、ドイツ)でミュージカルのコンサートツアーを手がけているイベント会社Musical Magicsが、創立10周年を記念して開催したオンライン投票の結果、投票者の66.1%の支持を得てミュージカルの本公演に乗り出すことになり、上演作として”Dracula”が選ばれました。
主催者側の発表によると、出演者にはMichael Thinnes、Kerstin Bauer及びThomas Kuhnenが挙がっています。2011年11月18日にドイツ・Trier(トリーア)での公演を皮切りに、ツアー形式で計9回の上演が予定されています。公演地は以下の通り。
2011年11月18日(金)20時 Trier、Europahalle
2011年12月3日(土)20時 Merzig、Stadthalle Merzig
2011年12月28日(水)20時 Trier、Europahalle
2012年1月7日(土)20時 Idar-Oberstein、Stadttheater
2012年1月20日(金)20時 Trier、Europahalle
2012年1月21日(土)20時 Trier、Europahalle
2012年3月16日(金)20時 Dillingen / Saar、Stadthalle
2012年3月31日(土)20時 Bitburg、Bitburger Stadthalle
2012年4月13日(金)20時 Trier、Europahalle
チケットはticket-regional.de(チケット予約電話番号:0651-9790777)他、主要プレイガイドで購入可能です。
“Dracula”は2011年8月に『ドラキュラ』として東京及び大阪でも上演されます。出演は和央ようか(ドラキュラ伯爵)、花總まり(ミーナ)、安倍なつみ(ルーシー)、小西遼生(ジョナサン)、鈴木綜馬(ヴァン・へルシング)他。
2011.07.03追記:”Dracula”ドイツ初演について、musicalszene.deから重要なコメントを頂きました。詳細はこちらをご覧下さい。
Spaさん、こんばんは。
ドイツ語のDeaculaのCDがでていたようだったので、今秋がドイツ初演だというのが意外なニュースでした。
投票者の66%以上の支持率はすごいですね。まだ聴いたことがないので今度CDを買おうと思います。
ありがとうございます。
りでさん、今晩は。
Wildhornの"Dracula"はスイスとオーストリアでは上演されていましたが、ドイツはまだだったんですよ。CDのキャストはGraz版で、Thomas Borchert、Uwe Kröger、Lyn Liechty、Caroline Vasicek、Jesper Tyden、Eric Minskと豪華メンバーです。アンサンブルにはLisa AntoniやMartin Paschingの名前もあります。なおチェコ発の"Dracula"もありますが、別作品ですのでご注意下さいませ。
管理人のSpaさんがご旅行中につき、Spaさんからの依頼を受けて書き込ませていただきます。
このDraculaのニュースを掲載したMusicalszeneから次のような連絡をいただきました。
「このプロダクションはプロの人々によるものではなく、また、上演権を取得しているとも思われないので、チケットを購入しないことをお勧めします」
そもそもMusicalszeneは皮肉としてこのプロダクションを紹介した、とのこと。皆様ご注意いただければと思います。
3) the performance and advise not to bye tickets! Thank you so much for your help!