ドイツ・Bad Hersfeld(バート・ヘルスフェルト)で毎夏開催される演劇祭Bad Hersfelder Festspieleの2012年の演目が発表されました。ストレートプレイの”König Lear”(リア王)や”Der Zauberberg”(魔の山)を始め、音楽劇や歌の夕べ等、多彩な催しが予定されています。毎年恒例のミュージカルは”Anatevka”(屋根の上のヴァイオリン弾き)。初日は2012年6月19日です。
一方Musicals Unlimitedによると、Bad Hersfelder Festspieleで1999年以来通算11シーズンに渡って音楽監督及び指揮者を務めたChristoph Wohlleben氏が、2011年シーズンを以てBad Hersfeldに別れを告げるそうです。Wohlleben氏はHelen Schneiderが主演した”Evita”で最初にBad Hersfeldに登場し、”Jesus Christ Superstar”、”Les Misérables”、”Jekyll & Hyde”、”West Side Story”、”Carmen – Ein deutsches Musical”及び”Sunset Boulevard”でタクトを振りました。
Bad Hersfeldの名物指揮者、渋いイケメンオジサマの情熱的な指揮が、雰囲気たっぷりの修道院跡を舞台にした野外劇場でもう見られないのは大変残念です。彼が最後に手がけた2011年の”Sunset Boulevard”は、旅行予定に組み込むのが難しく断念してしまったのですが、無理してでも行っておけばよかったです。
Leave a Reply