2011年6月の旅行記、引き続きBerlin観光編です。Brandenburger Tor(ブランデンブルク門)からReichstag(国会議事堂)の一帯は、東西分断時代には壁で隔てられていました。Brandenburger Torは東西ベルリンの境界に位置し、通行は不可能でした。
Brandenburger Torをくぐって旧西ベルリン側にあるReichstagに向かいます。
Reichstagの名称は、ドイツ帝国時代に由来します。1999年以降はBundestag(ドイツ連邦議会)が置かれています。
観光客に大人気の屋上ドーム、以前は入場待ちの長蛇の列で知られていましたが、最近安全上の理由から、事前申込者のみ入場可能となりました(入場無料)。ドイツ連邦議会の公式サイトから、第3希望まで日時を指定してオンライン予約が出来ます(郵送またはFAXも可)。ネットで申し込むとすぐにメールで予約確認書が送られてきますが、この確認書では入場出来ず、後日改めて正式な許可証をメールで受け取ることになります。
申込時に表示されるカレンダーに、申込日の2日後以降の日程が表示されていたので、許可証は2日以内に発行されると思っていましたが、待てど暮らせど届きません! 結局出発までに間に合わず、旅行中ネット環境もなかったので、希望日までに許可証を入手することが出来ませんでした。
国会議事堂横に設けられた入場者用テント前で、入場制限のことを知らない観光客が入れ替わり立ち替わり、何とか入場させて貰えないかと係員に尋ねていましたが、勿論断られていました。係員曰く、通常は申し込みから2~3日で許可証が届くとのことでしたが、帰国後確認したところ、私の場合は6日かかっていました。しかも届いたのは希望日前日の夕方! ホテルのロビーのPCは有料、しかもプリンターが壊れていたので、メールチェックはしなかったのですが、やっていても多分間に合わなかったです。いつか再チャレンジせねば!
Gendarmenmarkt(ジャンダルメンマルクト)に建つDeutscher Dom(ドイツ大聖堂)。Berlinで最も美しい場所の一つだそうですが、うかつにも写真中央のGendarmenmarktの標識を見ただけで終わってしまいました。メインの広場はこの裏にあったはず(汗)。
Potsdamer Platz(ポツダム広場)にほど近い、煉瓦造りのSt. Matthäuskirche(聖マタイ教会)は、第二次大戦終盤の爆撃により大きく破壊されましたが、戦後修復され、Kulturforum地区に残された唯一の歴史的な建物となっています。
Kulturforum内のGemäldegalerie(絵画館)には、Johannes Vermeer(ヨハネス・フェルメール)の絵が2枚あります(『紳士とワインを飲む女』と『真珠の首飾りの女』)。美術館内は撮影OKでした(フラッシュ禁止)。日本では行列と人の頭で一瞬しか見られなさそうなフェルメールですが、2枚並んだ絵の前には誰もいませんでした。
黄色い壁と五角形の建物が斬新なBerliner Philharmonie。滞在中は公演がありませんでしたが、いつかここでベルリンフィルを聴いてみたいものです。
Potsdamer Platz(ポツダム広場)にやって来ました。ランドマークのSony Center(ソニーセンター)前に、レゴのキリン像が立っています。
この奥にLegoland Discovery Centreがあります。
Sony Center内の広場。ここに来ると現代ベルリンを感じます。
この屋根を見ると扇風機を想像します(笑)。歴史的な建築もいいですが、斬新な現代建築にも惹かれます。
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