物語の舞台となったオーストリア・Salzburg(ザルツブルク)での上演が話題となった”The Sound of Music”。Uwe KrögerとWietske van TongerenのWien(ウィーン)版”Rebecca”コンビが出演した舞台は大評判となり、当初予定の2011年10月23日から2012年6月8日までの公演はほぼ完売。thatsMusical.deによると、なおも収まらないチケット需要に対応するため、2012年12月1日から2013年3月まで計11回の追加公演が決定されました。追加公演の日程は次の通り。
2012年12月1日(土)19:00
2012年12月2日(日)19:00
2012年12月13日(木)19:30
2012年12月15日(土)19:00
2012年12月19日(水)19:30
2012年12月22日(土)19:00
2012年12月29日(土)19:00
2013年1月3日(土)17:00
2013年1月12日(土)19:00
2013年3月3日(日)17:00
2013年3月8日(金)19:30
劇場サイトに宣伝用映像が載っています。
舞台映像が音楽付きで見られます。
・Uwe Kröger im Interview – Servus Tv
Servus Tvによる紹介映像。前半は稽古場や制作現場、オーディションの様子。後半はスタジオで女性キャスターがUwe Krögerにインタビューを行います。トラップ一家を描いた映画は1950年代にドイツ語でも制作されましたが、Uweはオファーがあるまでミュージカルを原作にした映画版”The Sound of Music”を見たことがなかったそう。自分が演じることになるCaptain Georg von Trapp(トラップ大佐)がそれほど愛されている人物だとは思っておらず、Salzburgでビデオを見て素晴らしい話だと突然認識したそうです。またBroadwayのオリジナルプロダクションでトラップ大佐役を演じた俳優(Theodore Bikel)が、亡命オーストリア人だったことに触れています。今回のプロダクションは歌もドイツ語だそうで、Uweが自分の歌唱指導の先生の前でドイツ語バージョンを歌ったらてっきり英語で歌うと思われていたらしく、驚かれたそう。Uwe曰くワールドカップがドイツで開催されて以来、ドイツ、オーストリア、スイスといったドイツ語圏の人々の間に、健全な方法で故郷や国の誇りを表現することに対してポジティブな気運が出てきたそうです(この発言の裏には、ドイツ人が今もなお第二次大戦時の自国の行いに複雑な思いを抱いていることがあります)。”The Sound of Music”は美しい国を舞台にした楽しくて感動的な素晴らしい物語であるだけでなく、移民問題等現代にも通じるテーマを持っていると語っています。
追記:劇場サイトからオリジナル動画が削除されたため、ServusTVのサイトからメイキング映像をご紹介します。
The Sound of Music – Ein Musical kehrt heim
キャスト
Maria Rainer: Wietske van Tongeren
Mutter Oberin: Frances Pappas / Marianne Larsen
Schwester Bertha: Sylvia Offermans / Beth Jones
Schwester Margareta: Beth Jones / Orsolya Uitz
Schwester Sophia: Emily Righter / Karolina Plicková
Captain Georg von Trapp: Uwe Kröger
Liesl: Hanna Kastner
Friedrich: Rafael Hofmann / Patrick von Schorlemer
Louisa: Helena Aigner / Heidi Baumgartner / Vanessa Klein / Janika Linke
Kurt: Martin Auer / Lukas Blaukovitsch / Julius von Maldeghem
Brigitta: Marianna Herzig / Isabella Holyst / Kitty Kratzer / Eva Lanz
Marta: Mia Katharina Gerl / Stella Kratzer / Christina Rohrer
Gretl: Jolanda Laubenbacher / Maria Strassl / Rosalie Trattner
Rolf Gruber: Sebastian Smulders
Elsa Schrader: Franziska Becker
Max Dettweiler: Hubert Wild / Simon Schnorr
Franz: Rudolf Pscheidl
Frau Schmidt: Eva Christine Just
Herr Zeller: Tim Oberließen / Horst Zalto
Admiral von Schreiber: Werner Friedl
Baron Eberfeld: Eike Schertz / Philipp Schausberger
Baronin Eberfeld: Gloria Jansen Echevarría
Salzburger Landestheater
Schwarzstraße 22, 5020 Salzburg
Austria
Tel: +43 (0)662/87 15 12-222
http://www.salzburger-landestheater.at/
Spaさん こんばんは。お元気ですか?
すっかりご無沙汰してしまい、申し訳ありません。
今年もよろしくお願い申し上げます。
仕事に悶々としているうちに、こんな素敵な来年の年末年始のスケジュールがでていたんですね!
個人的に”Rebecca”はWien版コンビで出演なんて、なんて豪華なんでしょう!
うう・・是非行きたいです。休みがとれるかどうかわかりませんが観にいきたいです。
こんにちは、Spaさん
SOMの情報ありがとうございます。
是非観にいきたいと思っていますが、
チケットの発売状況などがサイトをみてもわかりませんでした。もし詳細を教えていただけたら嬉しいと思います。
また、私のPCの設定がおかしいのか、音楽付舞台映像、何かPCに保存などとなってしまい、観ることができませんでした。(??) もともとSOMとっても好きなミュージカルです。
舞台のザルツブルグで観れるなんてとっても素敵なことなのですね。人気の理由もわかります。
りでさん、お久しぶりです。こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。
Rebeccaコンビの再現、とっても気になりますね。お仕事大変そうですが、SalzburgでのSound of Music観劇を目標に頑張って下さい。私もUweとWietskeのコンビが気になります!
Sallyさん、初めまして。
Sound of Musicの2012~2013年のチケット販売サイトの直URLは次の通りです。
http://www.salzburger-landestheater.at/index.php?monthdrop=&prog=298&sparte=&submit=suchen&Itemid=158&sub=termin&option=com_program&subsub=saisonV15
希望日の"Online Tickets"をクリックし、次の画面で"Wunschplatzbuchung"(希望の席から予約)をクリックすると座席表が現れるので、灰色以外の席から希望の座席を選んで下さい。"Wunschplatzbuchung"の下の"Plätze vorgeschlagen lassen"をクリックすると、カテゴリー毎にシステムが座席を自動選択します。何日かチェックしてみたところ、まだ十分空席はあるようです。ただ小さい劇場のようなので、席が埋まるのも早そうです。
映像はクリックするとRealPlayerのダウンロードのお知らせと本編が別タブで開くようです。私はRealPlayerを保存しなくても観られました。もう一度試してみてはどうでしょうか?
大分先の話なのでまだまだ予定は立ちませんが、私も観に行けるものなら行きたいです。もしご覧になったら是非感想を聞かせて下さいね。
spaさん
ありがとうございます。
まず、チケット販売のサイトの説明とてもわかりやすくて助かります。(といっても観にいくことは今のところ楽しい妄想の世界ですが・・・)もしえいぃってチケットを購入してしまったら、もうその日にあわせて旅程を組むしかないですね(笑)
あと映像の件ですがRealPlayerがPCに入っていなかったのでDLしましたが、バージョンアップの要求があり、ちょっとこわくて出来ませんでした(涙)もう一度試してみます。
ありがとうございます。 spaさんのブログはとても文章も素晴らしく、感想も的確であこがれてしまいます。舞台を見ただけで、その細かいところまで脳裏にきざみつける秘訣は何かあるのでしょうか? 私などは自分の記憶の媒体に何か問題があるようか気がするくらい、まったく刷り込まれません。とりあえずもしかしたら4月のSOMに行けるかもしれないので、もしいけたら感想をレポしたいと思います。
Sallyさん
旅行は勢いです(笑)。私は結構チケットありきで旅程を考える方です。
RealPlayerのバージョンアップ要求、私は無視してそのまま見ましたよ。上手くいくといいですね。実際のSalzburgの景色をバックに撮った写真もとても素敵です。
観劇記は実はあまり得意ではないのですが、少しでもお楽しみ頂ければ嬉しいです。私も結構忘れやすいので、1回しか見ていない舞台はパンフレットを見つつ記憶を掘り起こしています。でも舞台は観ている時の感動が一番なので、レポートが気になって観劇に集中出来なかった・・・なんてことにならないようにして下さいね!