現在”Sister Act”を上演中のWien(ウィーン)・Ronacherで、2013年2月から”Legally Blonde”(ドイツ語タイトルは”Natürlich Blond”)が上演されることが、Vereinigte Bühnen Wien(VBW、ウィーン劇場協会)の記者会見でVBWの新総監督Christian Struppeck氏により発表されました。
thatsMusical.de及びmusicalzentrale.deによると、”Legally Blonde”は、2001年制作の同名の映画(邦題『キューティ・ブロンド』)が原作になっており、ミュージカル版は2007年にSan Francisco(サンフランシスコ)でのトライアウト上演後、Broadway(ブロードウェイ)で上演されました。2009年にはLondon(ロンドン)で欧州初演が行われています。
Wikipediaによると、ブランドファッションで身を固めた金髪の女の子が上院議員を目指す彼氏に金髪を理由に振られ(ブロンド娘は頭が良くないという米国ジョークがベースになっています)、彼を見返すためにハーバード大学で弁護士を目指すというストーリーだそう。VBW新総監督のStruppeck氏曰く、作中に登場するチワワとブルドックはLondonのプロダクションから借りてくるとか。
Nell BenjaminとLaurence O’Keefeのコンビによるこの作品は、まずは1年間の上演が決まっているようです。ドイツ語訳はHeiko Wohlgemuth(歌詞)、Kevin Schroeder(歌詞)、Ruth Deny(台詞)の3氏が担当します。
“Sister Act”の次は娯楽系が来るだろうとは思っていましたが、全く予想外の作品に驚いています。”Legally Blonde”もとい”Natürlich Blond”がウィーンっ子に受け入れられるかどうか、興味深いところです。
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