Vereinigten Bühnen Wien(VBW、ウィーン劇場協会)のオーケストラが2012年11月に創立25周年を迎えることを記念して、Andrew Lloyd Webberの”Das Phantom der Oper“(オペラ座の怪人)がコンサート形式で上演されることになりました。音楽監督はVBWの音楽ディレクターKoen Schoots氏が務めます。今回使用されるのは、2011年にLondon(ロンドン)のRoyal Albert Hall(ロイヤル・アルバート・ホール)で行われたファントム25周年記念コンサートのために作られた45人編成のオーケストレーション、指揮はLandestheater Salzburgのオペラ監督Andreas Gergen氏です。
1988年にVBWが手がけたドイツ語圏初演版”Das Phantom der Oper”は、Wien(ウィーン)で4年半の間に1300回の公演を数えました。
2012年5月にVBWミュージカル部門監督に就任したChristian Struppeck氏によると、今回のガラコンサートはVBWの新企画”Musicals in Concert”のオープニング作品となるそうです。今後VBWオーケストラは、国際的なミュージカルのハイライトをコンサート形式で上演していく予定です。
Ronacher劇場での公演は、2012年11月29日から12月9日にかけての水曜を除く毎日、計10回が予定されています。気になるキャスト情報ですが、VBWのニュースサイトによると近々オーディションで決められるとのこと。発表は秋の予定だそうです。
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