プラハ便り 2012年8月

先月ドイツに行ったところですが、夏の終わりに所用でプラハに行って来ました。あまり時間はなかったのですが、せっかくなので強引に(笑)、一通りの観光名所は回って来ました。快晴続きで気温も高め、夜も薄手の上着でOKな日々でした。但しこの陽気は長くは続かないようです。これから行かれる方は、寒さ対策もお忘れなく。

地下鉄が一部工事中で、黄色のB線Národní třída駅が閉鎖されていました。プラハ交通局のサイトによると、2012年7月10日から約2年間の予定だそうです。トラムやバスについては2012年9月1日から多くの変更があるそうです。こちらもサイト情報をチェック下さい。

空港から市内へは、往復とも路線バスの119番と地下鉄A線を利用しました。夕方着、早朝発でしたが、渋滞に巻き込まれることもなく、スムーズに移動できました。チケットは90分券(32CZK)を空港の窓口で購入しました(かなり長蛇の列が出来ていました)。なお119番バスには冷房はないのでご注意下さい。AEの表示がある空港バスの方が恐らく快適でしょう。こちらのチケットは運転手から直接購入、64CZKです。

両替はCITI BANKのATMでクレジットカードでのキャッシングをしたところ、1CZK=3.975円、2000CZKを引き出したのでカード明細には7,950円とキャッシング手数料179円がついていました。実際の返済額はカード引き落とし日までに利息がついて高くなるので、カード会社に電話して繰り上げ返済の手続きを取りました。空港のTravelexは100円=21.9444CZK、最低手数料が50CZK、通常の手数料はチェックし損ねましたが、ホテルの方がレートはいいようでした。

All Aboutの「プラハのレストラン・ビアホール」で紹介されていたレストラン U medvídků(ウ・メドヴィードクー)は、料理もビールも雰囲気も良くてお薦めです。英語メニューもありました。

ビールは1杯36CZK38CZKでした(2012.09.02訂正)。注文した数だけメモ用紙に縦線が引かれます。

英語メニューにはDuck(アヒル)、ドイツ語にはEnte(カモ)と書いてありました。鶏肉との違いは正直よく分かりませんでしたが、とても美味しかったです。お値段は290CZK。一人だと多すぎる量なのでシェアしました。

川沿いのイタリアン”Marina Grosseto Ristorante“は眺めが良いお洒落なお店。ピザも美味しかったです。

プラハと言えばKarlův most(カレル橋)ははずせません。

大混雑のカレル橋。渡りきるのにかなり時間がかかります。スリが多いらしく、知人も被害に遭ったそうです。要注意!

反対側の端。この先に城があります。

Prašná brána(火薬塔)。

火薬塔の隣にあるのはObecní dům(市民会館)。アール・ヌーヴォー様式のこの建物は、プラハの春音楽祭の会場として有名です。Alfons Mucha(アルフォンス・ミュシャ)を始め、チェコの主立った画家や彫刻家が装飾を手がけています。私が立ち寄ったときもコンサートが始まるところのようでした。

Pražský orloj(天文時計)。丁度仕掛け時計が動く時間で、広場はごったがえしていました。

上着がいらないくらい暖かかった夜には、広場のあちこちにあるカフェやレストランのテラス席が、キャンドルの灯りを前にお酒や食事を楽しむ人達で賑わっていました。

Kostel Matky Boží před Týnem(ティーン教会)。左右の大きさが異なる二つの尖塔は、アダムとイブを現しているそうです。

Pomník mistra Jana Husa(ヤン・フス像)。2006年に来たときはサッカーW杯の最中で、丁度チェコの試合のパブリックビューイングが始まるところで、物凄い人混みでした。残念ながら試合は前半で既にチェコチームの敗戦色が濃厚になり、ハーフタイムになると観客はぞろぞろとその場を後にしていました(苦笑)。

モーツァルトの”Don Giovanni”(ドン・ジョヴァンニ)を初演したStavovské divadlo(エステート劇場)。

Loreta(ロレッタ教会)。

Pražský hrad(プラハ城)。既に見学時間は終了していましたが、敷地内には入れました。

ミュシャ作のステンドグラスがあるKatedrála svatého Víta(聖ヴィート大聖堂)も入れませんでしたが、観光客が少なかったので荘厳な外観をゆっくり見物できました。

Bazilika svatého Jiří(聖イジー教会)。

Zlatá ulička(黄金の小路)。かつては錬金術師達が居を構えていたというこの小路は、今では土産物屋になっています。本来は有料見学コースのはずですが、私が行った日の夕方は何故か無料開放されていました。

水色の外壁が特徴的な22番地は、1916年から17年にかけて『変身』や『城』で有名な作家Franz Kafka(フランツ・カフカ)の家でした。

プラハ城遠景。観光目的ではなかったのですが、結果的に結構楽しんで来ました(笑)。

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