2014年4月の旅、少々時間が空きましたが、旅行記の続きです。最終目的地のオーストリア・Innsbruck(インスブルック)では、Maya Hakvoort、Mark Seibert、Marjan Shaki及びLukas Permanによるコンサートツアー”4 Voices of Musical”に行きました。まずは市内観光編をお届けします。
Wien(ウィーン)からInnsbruckまでは直通電車で4時間24分。翌5月1日はオーストリアの祝日で、ネット予約時に混雑が予想されると表示されていましたが、電車は意外と空いていました。進行方向左側の座席を予約したところ、日が当たる席で失敗。
移動時間が長かったので、観光と言ってもざっと市内を見て回るくらいの時間しかありませんでした。Wienは晴天でしたが、Innsbruckは生憎の小雨模様。夕方に近づくにつれ、雨の勢いが強くなってきました。
Tiroler Landestheater Innsbruck(チロル州立劇場)。2014年上半期には”Jekyll & Hyde”を上演しています。
Leopoldsbrunnen。噴水の中央に立っているのは Leopold V.(1619~1632)の騎馬像です。
噴水の向かいの宮殿はKaiserliche Hofburg。バロック宮殿の背景にアルプスの山並みが広がる景観は圧巻です。残念ながらガスがかかっていましたが、青空の下でなら感動もひとしおでしょう。
カラフルで可愛い建物と石畳が美しい市街地。
Goldenes Dachl(黄金の小屋根)が見えてきました。
Kaiser Maximilian I.(マクシミリアン1世)とBianca Maria Sforzaとの結婚を契機に、1500年から1504年にかけて以前の領主Friedrich IV.(フリードリヒ4世)の館に増設された黄金の小屋根、規模は違いますが金閣寺を思い出しました。
Helblinghausは元々は15世紀に建てられたゴシック様式の市民の家でしたが、後にバロック様式の豪華なファサードが付け加えられました。
Annasäule(聖アンナ記念柱)。
Triumphpforte(凱旋門)。
凱旋門付近から中央駅が見えます。駅からホテルまではバスで移動しました。24時間有効の一日券(4.50 EUR)を購入しましたが、市内は徒歩で十分回れます。チケットは翌日空港までの移動にも使えました。
Dom zu St. Jakob(聖ヤコブ大聖堂)。
Spargel(ホワイトアスパラガス)の季節ということで、クリームスープと茹でたアスパラにオランデーズソース(Sauce Hollandaise)、ジャガイモを添えたクラシックスタイルの一品をワインと共に。スープはトマトの角切りが入っていて、濃厚なお味。アスパラもソースも大変美味しかったです。
黄金の小屋根のすぐそばにある、その名もGasthaus Goldenes Dachlというレストランで頂きました。地元のグループ客で賑わっていました。
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