Mary Poppins、2016年1月まで公演延長へ・Evitaは2016年3月に延期

Wien(ウィーン)・Ronacherで上演中の”Mary Poppins”の公演期間が2016年1月31日まで延長されることが、Vereinigte Bühnen Wien(VBW、ウィーン劇場協会)から発表されました。延長期間分のチケットは近日中に発売されるとのことです。2015年10月からRonacherで上演予定だった”Evita”は、2016年3月からとなります。既に販売済みのチケットについては、購入した場所で返金もしくは別日程に交換出来るようになるとのことです。VBWのサイト上で購入したチケットは、Wien-Ticketで返金もしくは交換を取り扱うそうです。

日本では一旦発表された日程が大幅に変わることはあまりありませんが、欧州では珍しくないことです。ただ既にチケットを販売している日程が公演キャンセルになった例は、VBWでは殆どなかったように思います。VBWは最近チケット販売をかなり前から開始するようになりましたが、こうした前例が出来ると早期のチケット購入をためらってしまいます。とはいえ今年の年末年始に”MOZART!”と”Mary Poppins”を掛け持ち出来る可能性が出てきたことは、日本のファンには朗報でしょう!

その”MOZART!”ですが、最終オーディションまで残っていたAnton Zetterholmが、自身のブログで選考から漏れたことを明らかにしています。2006年のコンサート版でWolfgangを演じたRasmus Borkowskiもオーディションがあった時期にWienにいたそうですが、果たして誰がWolfgang役を射止めたのでしょうか。

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