2016年9月にドイツ・Hamburg(ハンブルク)とその近郊にある小都市Buxtehude(ブクステフーデ)で行われたコンサート”Music rocks!“に行ってきました。
“Music rocks!”は指揮者のDoris Vetter氏とChorverband Hamburg(ハンブルクコーラス同盟)による市民参加型のコーラスプロジェクトで、2015年の初回にはKatrin Taylor(”Rocky”、”Sister Act”)、Anton Zetterholm(”Tarzan”)及びDarrin Byrd(”König der Löwen”)がソリストとして出演していました。2回目となる2016年公演には、Roberta Valentini(”Elisabeth”)とYngve Gasoy-Romdal(”MOZART!”、”Liebe Stirbt Nie”)が登場しました。
元々この時期旅の予定はなかったのですが、夏にTecklenburg(テクレンブルク)で”Artus”に出演するはずだったRobertaを急病のために観られなかったこと、RobertaとYngveの組み合わせが大変珍しいこと、5月にたまたま通りかかった際、いつかここのコンサートに来てみたいと思った素敵な音楽ホールが、Hamburgでの会場Laeiszhalle(ライスハレ)だと知ったこと等、幾つかの偶然が重なった末、公演一週間前に突如遠征を決意してしまいました。
チケットをオンライン予約しようとしたら、プリントチケット全盛のドイツにしては今時珍しく郵送で送付先は自宅のみ。しかも2公演同時に予約出来ないシステムだったので、サポートセンターにメールしたところ、希望の時間に電話をくれるとの返事が来ました。念のため各公演の希望座席と宿泊先のホテルに送って欲しい旨を書いて翌日夜に電話を待ちましたが、指定した時間帯を過ぎても一向に連絡がありません。そこでもう一度メールしたところ、すぐに電話がかかってきました。どうも忘れていたようです・・・。結果的にはクレジット決済で希望通りの席のチケットを宿泊先に送ってもらうことが出来ました。ホテルの方にも事前に郵便が届くことを連絡しておいたので、チェックインの際に無事受け取りました。
Music rocks!
2016年9月9日(金)19:30 Buxtehude(Halepaghenbühne)
2016年9月11日(日)19:30 Hamburg(Laeiszhalle)
1. Seasons of love – RENT
2. Somebody to love – Queen
3. Somewhere over the rainbow – Wizard of Oz
4. Dies ist die Stunde – Jekyll & Hyde
5. James Bond Medley
6. Caprice No. 24 – Paganini
7. Tonight – West Side Story
8. Give us a Chance / Atuna Tufuli(Hamburg公演のみ)
9. Kia Hora – Calling all Dawns / Christopher Tin
10. Disney Medley
休憩
11. Hit the road Jack – Percy Mayfield
12. Mission Impossible – John E. Davis / Lalo Schifrin
13. Chicago Medley – Chicago
14. Halt mich – Herbert Grönemeyer
15. You can’t stop the beat – Hairspray
16. Anthem – Chess
17. Bridge over troubled water – Simon & Garfunkel
18. Totale Finsternis – Tanz der Vampire
19. Mamma Mia Medley – Mamma Mia / ABBA
Buxtehudeの会場Halepaghenbühneは、何と学校の講堂でした! 季節外れの猛暑で冷房設備がないロビーは蒸し風呂状態! 会場には効きは良くないものの、一応冷房が入っていて助かりました。更にあちこちにある女性用トイレがことごとく壊れており、他のお客さん達と開演前にトイレを探し回る羽目に・・・。天井が低いホールは小さめの映画館程度の広さで、客席には途中から緩やかな傾斜がついていました。舞台は非常に手狭で、オーケストラとコーラスが乗り切れるのか心配になるほどでした。司会者やソリストは、オケメンバーにぶつからないよう身体をひねりつつ、文字通り隙間のような空間から舞台袖へと出入りしていました。通常一般参加型の催しは、出演者が友人知人に声をかけて客席を埋めるものだと思うのですが、コーラスの人数が多い割に、客席は空席が目立っていました。
演奏はEuropäische Kammerphilharmonie(欧州室内管弦楽団)。メンバーはHamburger Symphoniker(ハンブルク交響楽団)、Philharmoniker Hamburg(ハンブルク・フィルハーモニカー)、NDR Orchester(北ドイツ放送交響楽団)の楽団員やフリーの演奏家で構成されているそうですが、実際に演奏したのは殆どが音大の学生や若手演奏家のようでした。ここに4名のバンドが加わります。長い金髪を豪快に振り乱して指揮をするDoris Vetterは、Kumze御大脚本、Dieter Falk音楽のコーラスプロジェクト”Die 10 Gebote”(十戒)や、24時間で一つのミュージカルを制作から稽古、上演まで行うというプロジェクト”24-Stunden Musicals”の指揮を手がけています。なお2015年の”24-Stunden Musicals”にはRobertaも参加していました。司会を務めたのはテレビやラジオで活躍し、写真家としての顔も持つStephan Hensel氏でした。
オープニングはコーラスによる”Seasons of love”。司会者のソリスト紹介に続き、Roberta Valentiniが黒のフリルのワンショルダーにショッキングピンクの膝丈ドレスで登場。アカペラで歌い始めたQueenの”Somebody to love”、突き抜けるような最初の一音で早くも彼女の歌声に魅了されました! ロック魂溢れる熱唱、格好いい! コーラスの”Somewhere over the rainbow”を挟んで、二人目のソリストYngve Gasoy-Romdalが紹介されました。Yngveは赤いシャツに黒のスーツ。司会者氏、名前を一通り噛みしめるように発音した後、Yngve本人に「これで合ってる?」と確認したり、「若いノルウェー人」と紹介したり(48歳、もうベテランですよ・・・)、プロの割には心許ない部分を見せつつも、よく喋っていました。久々の”Dies ist die Stunde”(時が来た)、出だしのマイクの入りが悪く、その後もマイクの音量調整が今ひとつ出来ていなかったように感じましたが、ラストを力強く伸ばし続けるYngveの歌声を聴いて、また彼の”Jekyll & Hyde”を観たくなりました。それにしても今時ワイヤレスマイクでなかったことにはびっくり! じっと立って歌うタイプではないYngve、コードを手に持ちつつ限られた範囲で歩き回っていましたが、それ以上離れるとマイクスタンドが倒れてしまうのではないかと時々ヒヤヒヤさせられました。
次の”James Bond Medley”はコーラス主体、途中の”Goldfinger”でRobertaがソロ部分を歌い、終わるとまた舞台から去って行きました。短かったですが格好良くセクシーな歌声が耳に残りました。007の後はオーケストラのコンサートマスターを務めるArsen Zorayanが、パガニーニの『24の奇想曲』を披露しました。本来は無伴奏ですが、オケメンバーとの合奏バージョンになっていました。アルメニア出身のArsen ZorayanはMusikhochschule Lübeck(リューベック音楽大学)出身で、コンクールでの受賞歴もあるヴァイオリニストとのこと。Lübeckといえば、ベルリンフィルのコンサートマスター樫本大進さんや、クロスオーヴァー・スタイルの演奏活動と甘いマスクで人気のヴァイオリニストDavid Garrettが学んだ地で、Hamburgから近郊電車で45分ほどと近いです。高度なテクニックを駆使した演奏に、聴衆も大喝采。この日一番の拍手を貰っていました。
続いてはRobertaとYngveのデュエットで”West Side Story”より”Tonight”。これが物凄く良かったです! 二人ともエネルギッシュでパワフルな歌い手で、声の相性がぴったり。相手のパワーを受けて更にその先につないでいく歌の掛け合いが最高でした! 歌が進行するにつれてどんどん高みに舞い上がっていくような、素晴らしいデュエット! ラスト直前、今までの盛り上がった雰囲気から一転、静かに”Good night, good night”と始まったフレーズが、”sleep well and when you dream, dream of me”でどんどんクレッシェンドし、ラストの”Tonight!”のロングトーンでは、上下に揺らめきながら重なり合う二人の声が、まるで恋人同士がつないだ手の指先を愛おしげに絡ませ合うようなハーモニーを奏で、どこまでも力強く伸びて行きました。名曲の価値を改めて教えて貰った気がしました! Robertaが7月末にYngveとIngolstadt(インゴルシュタット)で出演した自動車会社Audi主催の無料野外コンサート”Audi Klassik Open Air”についてのFacebookコメントで、Yngveと次の”Music rocks!”で歌うのを楽しみにしている曲があると書いていましたが、”Tonight”のことだったのかなと思いました。
“Tonight”の後、RobertaとYngveへのミニインタビューがありました。二人はコンサートでの共演はあるものの、まだミュージカルで同じ舞台に立ったことはないという話でした。但し一度ドイツ・Tecklenburg(テクレンブルク)の野外劇場で上演された”Marie Antoinette”で、王妃役の声が出なくなったため、Bremen(ブレーメン)のドイツ初演時に同役を演じたRobertaが、オーケストラボックスで声の吹き替えを行い、舞台上で本役が演技だけ行った公演がありました。この時YngveはCagliostro役で出演していたので、舞台の上と下ではありますが、同じ作品に出演したというエピソードの紹介でした。Hamburg公演でもトーク内容は同じでした。
コーラスによる”Kia Hora – Calling all Dawns”はアフリカ系の言葉で歌っているようで、『ライオン・キング』を思い起こしました。コーラスメンバーの中からアフリカ系の男性がソロパートを歌っていました。
「休憩前に”Disney Medley”をお送りします」と司会からアナウンスされて始まったディズニーメドレーでは、様々なスタイルのカラフルなプリンセスドレスを身につけたコーラスの女性達がRobertaと共に登場し、『アナと雪の女王』の”Let it go”のドイツ語版”Lass jetzt los”を歌いました。続いてはYngveが『ジャングル・ブック』より”Ich wär so gern wie du”(I wan’na be like you)を弾けるような笑顔で楽しそうに踊りながら披露。ドイツでは珍しくすぐにお客さんから手拍子が起こりました。掛け合い部分をコーラスの男性メンバーの一人が担当していました。メロディーは聴いたことがあるように思ったのですが、すぐには何の曲か分からず。「猿の王」と歌っていたので『ターザン』かと思いましたが、該当する歌が見つからず、調査の結果『ジャングル・ブック』と判明。あまりディズニーの曲を意識して聴いていないので、メドレーになるとタイトル同定が難しいです。次の女声コーラスのみで歌った曲も、聞き覚えがあるのになかなか思い出せず。結局こちらが『ターザン』の”Dir gehört mein Herz”(You’ll be in my heart)でした。CD持っているのに・・・。YngveがRobertaを終始見つめつつ歌った”Die Schöne und das Biest”(美女と野獣)では、Yngveの視線を受け止めるRobertaの目が完全にハートになっていて、とても微笑ましかったです。間奏でYngveがRobertaをダンスに誘い、狭いスペースで踊っていました。Hamburg公演ではRobertaがYngveの手を取って自分の腰に回し、ベルが野獣にダンスを教える場面を再現。Yngveが足元に延びるマイクのコードに絡まないように気をつけつつ、Robertaの手を持ち上げてくるっと回らせていました。『アラジン』の”A whole new world”をコーラスが女声と男声パートに分かれて歌った後、『ライオン・キング』の”Can you feel the love tonight”に移りました。ラストのフレーズはRobertaとYngveがロマンティックに歌い上げてメドレー終了。
休憩後の後半は、コーラスによる”Hit the road Jack”とオーケストラの演奏がメインの”Mission Impossible”が続きました。”Chicago Medley”では男女数名のアンサンブルが白いシャツに黒い燕尾服や黒のショートパンツに網タイツで舞台前面に登場し、『シカゴ』のアンサンブルに成りきってナンバーを披露。プロの手による振付も施されていて、皆気合い満々! 一つ残念だったのは、Hamburg公演の際、個々人のヘッドセットの調子が悪かったのか、うまく音を拾える位置にセットされていなかったのか、一人一人が台詞を言う見せ場でマイクの音声が途切れてしまう事態が多発したこと。それでも皆さんひるむことなく堂々と演じていました。
ドイツのロック歌手Herbert Grönemeyerの”Halt mich”、私は知らなかったのですが、ドイツでは有名な曲のようです。白地に紫と赤で大柄の花が描かれた肩が出たワンピースに着替えたRobertaがソロで歌いました。間奏でサックスのソロがあり、しっとりとした雰囲気の曲でした。ミュージカルもロックも幅広くこなすRoberta、彼女にはいつか是非CDを出して貰いたいです!
コーラスも観客も大いに盛り上がった”Hairspray”の”You can’t stop the beat”の次は、Yngveの十八番、”Chess”より”Anthem”。ノルウェーの”Chess in Concert”以来の生歌だったので楽しみにしておりました。Yngve本人の歌はとても良かったのですが、オケのまとまりが悪く、時々Yngveの方がオケのテンポに合わせたのではないかと思える本末転倒な部分もあり。ある意味ちょっと面白体験でした。2回目のHamburg公演の方はオケの演奏もましになっていました。Yngveの後半の衣装は白シャツに黒ズボン。Buxtehudeではジャケットは前半の途中で脱いでいましたが、Hamburgでは最初から着ていませんでした。
コーラスによるSimon & Garfunkelの”Bridge over troubled water”(明日に架ける橋)の後、司会者が「ミュージカルファンにとってのハイライトでしょう」と紹介した”Tanz der Vampire”の”Totale Finsternis”。RobertaのソロをYngveとコーラスが”Sei bereit!”とお馴染みのフレーズで追いかけ始めたのは良かったのですが、ここで思わぬハプニング! 途中のアンサンブルの出入りに使った後に閉めていなかった客席扉から紛れ込んだ蛾が一匹、照明に誘われて舞台の方にヒラヒラと飛んで行ったのです! 上空をしばらく舞っていた蛾ですが、丁度Yngveがソロ部分を歌っている時に彼の近くを飛び始めました。先ほどからちらちらと気にしていたYngveでしたが、かなり近づいた蛾に歌いながらやおら歯をむき出して威嚇!! その絶妙なアドリブに観客も思わず笑ってしまいました。Robertaが吹き出さなくて良かったです。Hamburg公演の方では二人のデュエットは珍客に邪魔されることなく、情感たっぷりに歌い上げられました。Yngve伯爵もRobertaのSarahも本公演では実現していない貴重な組み合わせ! コンサートならではの共演は贅沢な時間でした!
フィナーレは”Mamma Mia Medley”。しばらくはコーラスのみでしたが、途中の”Dancing Queen”からRobertaとYngveも加わりました。スタンドのマイクを手に取ったのですが、事前に打ち合わせてなかったのかトラブルなのか音が入っていなかったようで、二人の声はあまり聞こえず。それでも”Thank you for the music”まで観客の手拍子に合わせて一緒に歌っていました。Hamburgではちゃんとマイクは入っていました。客席の人数が少ない割には盛り上がりは凄く、アンコールでもう一度”Bridge over troubled water”と”You can’t stop the beat”を演奏して終了となりました。
中一日おいてのHamburg公演の会場Laeiszhalleは、NDR Sinfonieorchester(北ドイツ放送交響楽団、現在はNDR Elbphilharmonie Orchester、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団に改称)やHamburger Symphoniker(ハンブルク交響楽団)の本拠地となっている伝統あるコンサートホール。1908年の落成当時はドイツ最大かつ最も近代的なコンサートホールでした。建設に当たってはHamburgで名の通った船主一族のLaeisz夫妻が多額の寄付を行い、豪華なHamburg市庁舎の設計で名を上げていたMartin Haller及びEmil Meerweinが設計を担当しました。私がチケットを購入した時点では両公演とも結構空席があったのですが、Laeiszhalleの方は当日は2階まで割と埋まっていたようでした。1公演しか行かない人は正式な音楽ホールの方を選んだのでしょう。3階席は全て空席だったので、恐らく販売しなかったものと思われます。相変わらずの有線マイクで、音響機器のクオリティーは先の公演と変わらなかったようですが、ホールの響きや雰囲気は学校の講堂とは天と地ほどの差でした。
プログラムはBuxtehude公演と共通でしたが、”Tonight”の後に登場した民族楽器を携えた中東系の男性二人と女の子には全く見覚えなし。自分の記憶力に大いに疑問を抱きましたが、見落としていただけでパンフレットにはHamburg公演のみの出演と記載されていたスペシャルゲストでした。パレスチナ出身の8歳のSidra Othmanという女の子は、3年前からイラク出身の音楽家Ali Shilblyのマンドリンオーケストラで歌っているそうです。今回は琵琶に似たウードと琴のようなカーヌーンの演奏に乗せて、世界と子供達の平和を願うアラブ世界では有名だという”Give us a Chance / Atuna Tufuli”という歌を歌っていました。Hamburg郊外の難民が住む集落から120人をコンサートに招待していたそうで、このパートはいわば社会貢献プログラムの一環らしく、正直言えばちょっと浮いてる感じでしたが、これだけの規模のイベントとなると色々な団体が関わってくるのでしょう。演奏自体は悪くなかったです。またこれで一曲増えたせいか、司会者の冗長なトークが前回公演に比べて短くなっていたのは助かりました。
Hamburg公演の方は客席が明るく舞台から良く見えたようで、Yngveが観客の中に見知った顔を見つけるたびに、嬉しそうに指さしたり、手を振ったりしていたのが可愛かったです。Buxtehude公演ではボリューム感のある茶色のウェービーヘアだったRobertaが、Hamburgでは両サイドに細く編み込みを入れたミディアムの金髪ストレートに変身していてびっくり。Buxtehudeでの彼女のライオンヘアを眺めながら、「そろそろ美容院に行きたくなる頃では・・・」と密かに思っていたのを見透かされたかのようなタイミングでした。御本人に「髪型変わりましたね」と言ったら、「こっちの方が良くなったでしょう?」と御機嫌でした。「是非日本に来て下さい!」とお願いしたところ、「是非行きたいわ! 何か企画して呼んで頂戴! 中国にはファンが沢山出来たけど、日本ではまだだから」と大乗り気でした。仲良しのMark SeibertやPatrick Stankeから色々話を聞いたのでしょう。個人的にもRobertaはドイツ語圏ミュージカルスターの中で今最も来日して欲しい女優さんです!
限られた時間と予算の中、どうしてもミュージカルを優先してスケジュールを組んでしまいますが、それぞれが得意な持ち歌を披露するコンサートも良いものです。また通常のコンサートでは少人数のバンド演奏のことが多いですが、今回は34名のオーケストラと4名のバンド、それに大人数のコーラスが奏でる音の厚みがRobertaとYngveの力強い歌声を支えており、聴きごたえがありました。何よりRobertaとYngveの組み合わせが期待以上の素晴らしさだったこと、直前決定の強行スケジュールで行った甲斐がありました! 予算と時間が許せばまたこうしてふらっと旅に出てみたいものです。
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