世界一周朝食の旅 – Benedict（Berlin） | 魅惑のドイツ語ミュージカル

2017年7月の旅、”Der Glöckner von Notre Dame“（ノートルダムの鐘）上演中のドイツ・Berlin（ベルリン）で、毎日24時間営業の朝食専門レストランBenedictを訪れました。この店を知ったきっかけは、2017年5月に”The Addams Family“出演中のUwe Krögerが仲間達とブランチを楽しむ姿をInstagramにアップしていたこと。グルメなUweのお薦めなら間違いないと早速旅程に組み入れました。

www.uwekroeger.comさん(@uwekroeger)がシェアした投稿 – 2017 5月 18 5:46午前 PDT

Benedictはイスラエル発祥のチェーン店で、Berlinの店舗は初の海外支店とのこと。開業直後は夜中の営業は行っていませんでしたが、私が行く数日前に24時間営業を開始したとのニュースが入ってきました。

土曜日の朝8時半頃に到着すると、待たずに入れました。カウンターとテーブル席のどちらにするか尋ねられたので、テーブル席をチョイス。この頃は余裕があった店内も、9時過ぎには満席になりました。席に着くと「ホテルのお客様ですか？」と尋ねられました。レストランの上はMax Brown Hotel Ku’dammというホテルになっており、ゲストはBenedictで朝食を取れるようです。と言ってもゲスト専用のスペースがあるわけではなさそうなので、時間帯によっては待たされそうです。

メニューは英語とドイツ語。ホームページにも掲載されています。店の名前と同じNY風のエッグベネディクトから、ゆで卵にハム、チーズ、スモークサーモンに果物のドイツ風朝食、ソーセージ、ベーコン、目玉焼き、ジャガイモやタマネギ、キノコ、チェリートマト入りのトマトソースがけベイクドビーンズの英国風朝食、パンケーキにフレッシュチーズ、キャビア、ピクルス、レッドオニオンが添えられたロシア風朝食、スペイン風やベトナム風のオムレツ等、世界各国の朝食がずらりと並ぶメニューに目移りしてしまい、なかなかオーダーが決められません！　殆どのメニューにはおかわり自由のパン籠とミニサラダ、温かい飲み物またはミモザが付いてきます。朝からアルコールとはいささか気が引けますが、スパークリングワインの血圧を上げる効果や含有するポリフェノールが健康に良いということらしいです。

結局自力では決めかねたので、店員さんのお薦めの北アフリカ料理Shakshuka（シャクシュカ）を注文しました。熱々の薄手の鉄鍋に赤パプリカ、トマト、卵が2個入ったエスニックなピリ辛味のシチュー、トッピングのチーズは追加オーダー。クミンの香りが効いていて美味しいです！　スキレットがあれば再現出来そうだと思い、「スキレット」「シャクシュカ」で検索すると、レシピも色々出てきました。ビジュアル的には両方に持ち手があるエッグスキレットも可愛いです。

タヒーニ（芝麻醤）とナスの2種類のディップ、トマトとキュウリのサラダにおかわり自由のパン籠、ヌテラ、バター、ジャムが付いてきました。パンはサーブする前にトースターで軽く温めてくれます。

セットドリンクはオレンジミモザ。温かい飲み物も欲しかったので、別途レモンジンジャーミントティーを追加しました。フレッシュミントの葉がたっぷり入っており、レモンの酸味が利いています。

精算はテーブルにて。カード払いOKですが、決済用端末の数が少ないようで、別の客の支払いが済むまで少々待たされました。

気になるメニューがあり過ぎたので、翌日再訪。日曜でしたが朝8時過ぎと早かったからか、待ち時間なし。今度はカウンター席にしてみました。

オーダーはEgg Balls（エッグボウル）の茸ソース、選べるセットドリンクはキール・ロワイヤル。グリーンサラダとおかわり自由のパン籠にヌテラ、バター、ジャム付き。注文する前にEgg Ballsがどんな料理か説明して貰ったのですが、いまいちピンと来ないままチャレンジすることに。